ファンタジーが足りない。

アーティスト、とはいえ..

霞を食べて生きてゆけるわけでもなく、

現実的なあれやこれやにありがたくも追われ追いかけられ

過去の自分のあと片付けをして、未来の自分の助手となる日々。

（現在の自分・・・・どこいった？ 笑）

比較的のんびりした気質の私でさえそうなのだから、

世の中の人はもっと忙しいのでしょう・・・

テレビやネットを見ていても、

現実的な言葉があふれる。

最近ファンタジーが足りない。

幼い頃は現実逃避のように感じていたけど、

大人になるとそれはただの幻ではなくて、この現実と平行に存在し、

むしろ壊れた社会の歪みから生まれ、

この世界を生き抜くための杖のように、それがあるだけで少し強くあれる光のように考えるようになった。

何度も社会や普通といったふるいから落とされ

どう生きて良いかもわからずに失望しても

物語には居場所があった。

弱くても、価値が無いように思えたとしても・・・

少しでも強くあれるように

小さなファンタジーが今必要。